フォトギャラリー_移築前

富山県と長野県の県境、新潟県糸魚川市能生(のう)地区にある建坪45坪の古民家。街から離れ、山間部を歩いていくと、樹々の間から茅葺きにトタン板を張った大きな屋根が見えてきた。家の背後は杉が生い茂る斜面になっていた。

伝統的な入母屋造りの重厚感がある家。見た瞬間、一目惚れした。

豪雪地帯のため、床下を高めにとっているのはいにしえの知恵。そのため、湿気の影響による材の傷みが少なく、大半を活用できた。

家族が集う居間の中央には囲炉裏があり、壁、天井、柱が燻されている。囲炉裏から立ち上る煙には茅葺き屋根の防虫・防腐効果がある。